秋華賞予想「令和の家なき子・モンローウォークをどう取るか?」

秋華賞で毎年ポイントとなるのが京都の馬場状態です。

■ 京都の芝は内側が荒れてきた(本日最終の馬場状況)

今開催の京都は、異次元とも言える高速馬場でした。

しかし、開催が進んで芝が使い込まれ、内側の状態は例年どおり悪くなってきています。

こうなると意識したいのが、外から差してくる馬です。

秋華賞では外差しを狙うのが一つの常套手段。今回も馬場の状態を踏まえ、直線で外から伸びてくる馬を重視したいと思います。

■ 展開予想

テンの速さという点では、テイエムアイランが最も速いと見ています。ただし、今回は距離延長ということもあり、無理にハナを主張する展開にはならないと予想。

そこで気になるのが、そこを突いてくる曲者枠の存在です。

先行争いがどうなるかは重要ですが、今回の予想では、単純に前に行ける馬だけでなく、レースの流れに乗って末脚を生かせる馬にも注目します。

本命:モンローウォーク

牝3・55kg・戸崎圭太騎手

想定オッズ:単勝1.3倍/複勝1.1~1.1倍

今回の本命はモンローウォークにしました。

今回、気になっていたのが外厩の問題。この馬は元々木村哲也厩舎の馬でしたが、有馬記念ファン投票ヘデントール事件の影響で、揉めに揉めて上村厩舎へ移籍しています。

前走も函館→安平町→栗東と意味不明な輸送をして馬体を大きく減らしたそうですが、今回はしがらきにも天栄にも帰れず、在厩で調整しています。

まさに「令和の家なき子」。

もちろん、外厩に帰れないことだけで能力が大きく落ちると決めつけることはできません。調教自体には問題がないと見ていますし、距離延長も問題ないと判断しました。

翌日からノーザンファームミックスセールが始まるというタイミング。今年はロブチェン効果で調子に乗って2DAYS開催となります。モンローウォークもミックスセール出身だけに他のノーザンファームの馬は空気を読むと見て、モンローウォークを本命にします。

POINT: 単勝1倍台前半の馬がいるレースで、どう馬券を組み立てるか

モンローウォークのように単勝1倍台前半の馬がいるレースでは、少し考え方を変える必要があります。

初めてのG1でテンションが上がりすぎるなど、人気馬が力を出し切れずに敗れるケースは、もちろんあります。

そのため、モンローウォークが負けるという予想自体は全然アリです。僕もモンローウォークが鉄板とまでは思っていません。

しかし、単勝1倍台の馬が飛ぶときは、アクシデントなどが絡むケースが多いです。

そういったケースだと人気馬が負けると予想できても、代わりにどの馬が勝つのかを的確に見抜くのは簡単ではありません。

一方で、モンローウォークが順当に勝つと考えた場合には、別の組み立て方ができます。

モンローウォークが勝ったとき、2着・3着にどのような馬が来るのか?です。基本的にはモンローウォークから遠い位置を走っている馬が2着3着に来やすくなります。

対抗:スウィートハピネス

牝3・55kg・佐々木大輔騎手

想定オッズ:単勝66倍/複勝5.7~14.5倍

対抗はスウィートハピネスです。

速い流れでは厳しいが、展開がハマれば怖いです。

前走は速いペースへの対応が厳しく、末脚を十分に発揮できませんでした。

今回は距離延長でゆっくり追走出来ます。京都は内側の馬場が荒れてきており、外からの差しを意識したい状況です。

モンローウォークが先に抜け出し、外からから差してくる馬にチャンスが生まれる展開を想定しています。

そのパターンで恵まれそうなのが、スウィートハピネスです。

3番手:ギャラボーグ

牝3・55kg・横山和生騎手

想定オッズ:単勝36倍/複勝4.1~10.1倍

3番手はギャラボーグです。

半年ぶりの実戦となりますが、オークスはフレグモーネで回避。そしてローズステークスも、反動が出る可能性を考慮して回避したとのこと。

レースに出る前から反動を心配して回避するという判断には、正直なところ疑問もあります。

「出る前に反動のことを考える馬鹿なんて居るかよ」と言いたくなる部分です。

ただ骨折などの重大な怪我による休養ではないため、休み明けの影響はそこまで大きくないのではないかと考えています。

それと高速馬場だった場合はキンカメ産駒なのでプラスに働く可能性があります。個人的にはこの馬が逃げると思っているので3番手評価としました。

4番手:マスターソアラ

牝3・55kg・武豊騎手

想定オッズ:単勝14.6倍/複勝3.1~7.6倍

4番手はマスターソアラです。

高い能力は魅力。ただし、輸送には注意

この馬は新馬戦で非常に強い勝ち方を見せましたが、2戦目で骨折。ただし、手術はしておらず、半年以上の休み明けとなった前走でも完勝しています。

前走の最後の伸びも非常に印象的でしたし、能力そのものはかなり高い馬だと見ています。

一方で、今回の調整は在厩で行われており、重馬場で走った疲れが残っている可能性も。関西への輸送についても不安が残ります。

また、能力が高いからといって、モンローウォークと真っ向勝負をする展開になるとも限りません。

内枠の立ち回りがポイントになりますが、潜在能力を評価して4番手に残しました。

消し:ドリームコア

牝3・55kg・C.ルメール騎手

想定オッズ:単勝8.9倍/複勝1.7~3.5倍

今回はドリームコアを消し評価としました。

前走の道悪によるダメージが気になります。

天栄からの帰厩が遅く、前走のダメージから立て直すのに時間がかかったように見え、今回どこまで状態が戻っているのかがポイントです。

前哨戦を使ったことも気になります

天栄のクラシック上位馬は、前哨戦を使わずに本番へ向かうケースも少なくありません。

その中で、私は前走紫苑ステークスはしっかり仕上げてきたと判断したため、ドリームコアは軽視しませんでした。

しかし、今回は前走からの上積みがそれほど大きくないのではないかと考えています。

G1でルメール騎手という点は無視できませんが、前走の道悪によるダメージが残っている可能性を考慮し、今回は思い切って消しとしました。

■ 今回の印まとめ秋華賞の予想の印本命:モンローウォーク対抗:スウィートハピネス黒三角:ギャラボーグ4番手:マスターソアラ押さえ:サムシングスイート押さえ:エンネハヤブササキチャンも考えましたけど、モンローからなので点数絞りました。

この記事は僕が行なった予想LIVEの内容を予想の印の解説部分だけコンパクトにまとめました。