ダミアンレーン騎手って何が凄いの?
ここ数週間、競馬界隈はレーン騎手の事で話題ですが、ヴィクトリアマイルを勝った事により評価がうなぎのぼりです。
僕はヴィクトリアマイルの予想記事で「ルメール騎手から乗り替わってもそこまでマイナスにはならないだろう」と書きました。
それはルメール騎手と同レベルという評価ではなく、「このシチュエーションなら誰が乗っても変わらない」という意味です。
今回勝ったのも馬の実力が大きいと考えています。
フォームが凄い?!
例えば、追い方が違うと分析している方も結構居ました。
レーン騎手と日本の騎手の追い方全然違いますね。
レーン騎手は腰から上は少し起こしてて全くブレず、下半身で馬に推進力を出すようにグイグイ動かしてる。
日本人騎手は腕と上半身で馬を動かして、下半身はそこまで動かない。
何回も繰り返し再生して観てください😃 pic.twitter.com/YBCJ88HHuY— CHERRY (@cheRRy410y) 2019年5月14日
ほうほう!!興味深いですね😃
自分も馬に乗った事ないので詳しくわかりませんが笑
ただ、パドックでは背中が綺麗なウェーブで歩いている馬を評価してる自分としてはそのウェーブを最大に活かせる乗り方なのでは?と追い方みて思いました!首や頭を押すのでなく、背中を押す?とでも言うのかな…🤣— CHERRY (@cheRRy410y) 2019年5月14日
なるほどです。
ただ、個人的な意見ですが、近年の日本の競馬はスピード化が著しいので、馬に余計な力をかけないよう馬上の動きは最低限にするのが理想だと考えています。
ルメール騎手のノームコア騎乗例。
僕自身「競馬に風は殆ど関係ない」という考えですが(理由は書籍にて解説)、この日は相当風が強かったそうで、もし仮に風の影響があるならレーン騎手の騎乗フォームは投影面積が大きいので良くありません。
ムチの持ち替えが凄いという意見もありました。
D.レーン騎手(緑帽子)
ムチが入るとヨレる馬をムチを何度も持ち替えて制御し1着ゴールイン。すごい。。。 pic.twitter.com/bQlFaL5WQW— Nou (@Srangelion) 2019年4月29日
個人的には、この馬が前回勝った時の石橋騎手の方がいい騎乗だったと見ています。
ヨレる事を見越してスペースを取った上で、一度強く叩いてGOサインを出した後は真っ直ぐ走らせる事に専念させています。
僕の見方が正しいとは言い切りませんが、レーン騎手が好調なのは馬質の影響が大きいからであり、日本人騎手がフォームを真似しても良くならないだろうなあと感じました。
追い方だけが騎手の能力ではない
タクティクス的な部分についての個人的な評価は「他の短期免許のジョッキーよりもレース前の予習が出来ている」という印象です。
馬群の何処が開くか?
というのを考えながら乗れています(コレ出来てないジョッキーも沢山居ます)。
そのため、ノームコアについては「問題ない」と判断しましたが、今週末のコントラチェックはどうでしょうか。
コントラチェックは逃げ馬なので、自分でペースを作らないといけません。
更にオークス週は近年外伸び傾向です。
馬場のいい所をトレースする必要があります。
騎乗難易度はノームコアより遥かに高いです。
ルメール騎手からの乗り替わりはマイナスだと見ています。
逆にレーン騎手が逃げ馬で外伸び馬場に対応出来たのなら、ムーア様クラスです。
コントラチェックは能力的にNO.1のはずですし、ノーザンの大将格の馬に無理矢理せりかけるような騎手は居ないので無印にはしないですが、本命は別の馬にします。
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