グランアレグリアのルメール騎手騎乗停止処分について
今回はこの件、
これでルメール降着にしないともう人が死ぬレベル pic.twitter.com/407RdVXMEo
— まさかずさん (@kawasiema) 2019年5月5日
騎乗停止処分はやむ無しだと思います。
ただ、気になったのは処分の基準です。
振り返り記事でもヴェロックスの事例を上げましたが、
去年の重賞3つ
東スポ2歳は8.7.4番人気で荒れ
勝ったデイジーはたまたまか実力か…
人気馬で不利を受けたのはヴェロックス(ノーカウント)#皐月賞出走馬の過去を振り返ってみる pic.twitter.com/6YhFqnVeSx— ハムの人の競馬垢@ (@ChVPM22mxxuVPPv) 2019年4月7日
実はタックルした側(ナイママ・柴田大知騎手)は過怠金5万円だけです。
ルメールさんの開催4日間の騎乗停止(短期の重加算で2日上乗せ)との違いは何なのでしょうか。
もし仮に「降着があったかどうか?」が基準であった場合、ルメール騎手がやるべきだった行動は「ゴール手前でブレーキをかける」事です。
残り100Mの地点では脚色的に3着以内は絶望的でしたので、ダノンに着を譲っておけば騎乗停止にならなかった可能性が高いと思います。
もしくはタックル後も外へ斜行を続ける事です。
ダノンはアドマイヤに挟まれていたわけですから、ブレーキをかけざるを得ません。
そうなると審議にもならないでしょう。
でもそれでいいのですかね?
先日記事に書いた通り、
今の制度はザル過ぎて昔と比べて退化しています。
一方でアメリカでは
ケンタッキーダービーで降着がありました。
ケンタッキーダービーで1着入線が降着したと聞いてきたら、マジすぎたWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW#ケンタッキーダービー #マキシマムセキュリティ #KentuckyDerby2019 pic.twitter.com/mkNlIq1ZHJ
— とくだね (@tokudane0834) 2019年5月4日
「香港では絶対にありえない」
ケンタッキーダービーの降着事象に関して、
カテゴリー1の降着基準を採用している国ならば、
降着はあり得ず、騎手が制裁を受けるとの見解を
香港ジョッキークラブの裁決長Kim Kelly氏が述べる。 https://t.co/Or5RbsBc3X— 青嶋坂学会 (@damehorse) 2019年5月5日
同氏は、今回の降着事象が、日本における
ジャパンカップでのブエナビスタ降着事象同様、
アメリカの裁決ルールが変化するきっかけに
なることを期待しているとのこと。— 青嶋坂学会 (@damehorse) 2019年5月5日
Kelly氏は、カテゴリー2基準が実際に馬に指示を出している
騎手にとどまらず、それを越えた人々に対してコントロール
しようがない事象についての制裁を与えているとして、
カテゴリー1基準の方がより公正だと主張している。— 青嶋坂学会 (@damehorse) 2019年5月5日
僕は知らなかったのですが、アメリカは昔の日本の基準のままなのですね。
でも本来はコレがあるべき判定だと思います。
ちなみに問題となったブエナビスタの件は、当時の基準で考えても降着にするのはおかしいだけです。
JRA裁決のジャッジミスであり、制度の問題ではありません。
競馬が公営「競技」であり、建前「スポーツ」であるならば、アメリカ基準(カテゴリー2)に戻すべきでしょう。
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