グランアレグリアのルメール騎手騎乗停止処分について

今回はこの件、

騎乗停止処分はやむ無しだと思います。

 

ただ、気になったのは処分の基準です。

振り返り記事でもヴェロックスの事例を上げましたが、

実はタックルした側(ナイママ・柴田大知騎手)は過怠金5万円だけです。

ルメールさんの開催4日間の騎乗停止(短期の重加算で2日上乗せ)との違いは何なのでしょうか。

 

もし仮に「降着があったかどうか?」が基準であった場合、ルメール騎手がやるべきだった行動は「ゴール手前でブレーキをかける」事です。

残り100Mの地点では脚色的に3着以内は絶望的でしたので、ダノンに着を譲っておけば騎乗停止にならなかった可能性が高いと思います。

もしくはタックル後も外へ斜行を続ける事です。

ダノンはアドマイヤに挟まれていたわけですから、ブレーキをかけざるを得ません。

そうなると審議にもならないでしょう。

でもそれでいいのですかね?

先日記事に書いた通り、

JRA降着制度の問題

今の制度はザル過ぎて昔と比べて退化しています

一方でアメリカでは

ケンタッキーダービーで降着がありました。

 

僕は知らなかったのですが、アメリカは昔の日本の基準のままなのですね。

でも本来はコレがあるべき判定だと思います。

ちなみに問題となったブエナビスタの件は、当時の基準で考えても降着にするのはおかしいだけです。

JRA裁決のジャッジミスであり、制度の問題ではありません

競馬が公営「競技」であり、建前「スポーツ」であるならば、アメリカ基準(カテゴリー2)に戻すべきでしょう。





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この記事を書いた人
メタボ教授

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常日頃「当たる予想は有料でも公開しない」と言っているものの、2018年全重賞無料公開予想をうっかりプラス収支にしてしまう。
2019年もプラスが確定。
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