平成最後の競馬開催
今週末はそういう言葉を多く見ると思いますが、現段階の登録を見る限りやる気が起きません(´・ω・`)。
3日間開催で毎日重賞があるものの、大きな勝負が出来そうなレースが無いからです。
普通に予想したら、3重賞全て人気どころが本命になりますし、何ならルメール騎手が3つとも持っていってしまう可能性すらあります。
先週のフローラSの的中をもって、平成競馬の有終の美を飾った事にしたいのですが・・・。
そんなグチは置いておいて
「平成の競馬を振り返る」という記事を考えたのですが、平成初期の頃の競馬をリアルタイムで見ていません。
資料や映像などでセントライト・シンザンの時代から一通り勉強はしていますが、やはりリアルタイムで予想して金を賭けないとその時代の空気感というのが解らないです。
パチスロアカウントで呟きましたが、ギャンブルの30年前を正しく振り返られるって50歳以上の人だけなので、
「平成のベストパチスロ」が議論されない理由を考えた結果、「議論出来る人は概ね50歳以上だからネット上に殆ど居ない」という当たり前の結論に達した事をご報告いたしますm(_ _)m。僕は4号機すら殆ど打ってないので、平成パチスロの半分以上を知らない事になりますが、そう考えると平成は長かったです
— 「ぱちとろ速報」公式 (@patisurotty) 2019年4月23日
「平成という時代は案外長かった」と感じます(昭和の半分ですけど)。
平成競馬の総括
それでもあえて平成競馬を総括すると、辛口になりますが
「平成の後半は進歩が無かった」
という印象です。
平成に入り、馬は強くなりました。
「マル父という概念が無くなる」とは誰が想像出来たでしょうか(解説:かつて父が内国産の馬には優遇措置がありました)。
海外から種牡馬や繁殖牝馬を買い漁った結果、昭和の血統は殆ど見当たらなくなりましたが、令和が終わる頃にもサンデーやキングマンボの系統が残っているかもしれません。
それくらい日本馬のレベルが高くなったという事です。
騎手についても、地方や海外から受け入れた事により、全体レベルの底上げされました。
調教、馬具、外厩なども進化したと言えます。
しかし、競馬ファンの満足度はどうでしょうか。
「昔の競馬の方が面白かった」と言うつもりはありませんが、興行的には90年代から全く進歩してない印象です。
平成で進歩してないのは他の公営ギャンブルやパチンコも一緒なので助かっているものの、近年のJRAはネット対策の遅れが目立っています。
また、カジノ法案が可決された事にも危機感を持たなければいけません。
「カジノが出来ても競馬の客が奪われる事は無い」
と考えている人が大半だと思いますが、その先を見据える必要があります。
一般的なカジノの種目が流行らないのは目に見えていますが、「じゃあカジノをヤメます」とはならないはずです。
オンラインカジノ解禁・スポーツブックを採用など、競馬にも影響しそうな改善が議論されるでしょう。
そういうのは10年くらい先の話だと思いますが、10年後のJRAも興行的に進歩して無いような気がします。
競馬というコンテンツは令和の時代を生き残る事が出来るでしょうか。
僕は競馬の発展に何かしらの力になれればと思っていますが、現状なかなか難しい部分があります。
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