有馬記念の予想

冬の中山開催も4週目となります。
例年は若干外有利ですが、本日も似たような感じに見えました。
有馬記念は枠順ばかり注目されますが、案外内枠と外枠の有利不利はありません。

展開予想として、一番速いのはタイトルホルダーです。
ところが、世間ではアイアンバローズが大逃げ扱いとなっています。
でもアイアンバローズは行く脚がありません。
前走テンの3ハロンのラップは37.7となっております。

タイトルホルダーが自分の競馬をしなければスローになるかもしれません

G1のレーティングは115が目安ですが、有馬記念は毎年120前後が馬券圏内のボーダーとなります。
JRAの出馬表を見て、その数字を出した事がない馬は厳しいです。
今回は7頭ボーダー上の馬が居るので3着以内の椅子はその中で埋まると考えます。
とはいえ、8番人気以下の中から穴馬も1頭紹介する予定です

本命:ソールオリエンス

・菊花賞では京都外回りのNG仕掛け
・セントライトでは4コーナーで不利
・ダービーでは前が壁
が敗因です

コーナリングが怪しい馬なので、内枠を引けたのは大きなプラスだと思います
鞍上がそれを理解しているのか?
微妙ですが、いつもの騎乗なら大丈夫です。

下げて外へ出すのだけは勘弁して下さい

対抗:スルーセブンシーズ

宝塚記念は最後の直線で不利があるもジャスティンパレスに完勝でした
コーナリング性能も今回の上位人気の馬の中では最も良く、外枠も池添騎手は対応策を理解しているので問題無いと思います。
問題は状態面で、調教後馬体重は24KG増えており、調教内容からも仕上がり途上です。

消し:スターズオンアース

秋華賞や大阪杯では出遅れたもののジャパンカップではまさかの好スタート3着でしたが、今回の相手なら勝ち負けだと思いますが、外枠を引いてしまいました。
先行した時も後ろからになった時もそれぞれ別のリスクが生じます

3番手:ジャスティンパレス

昨年の敗因は降雪による輸送トラブルと最後の直線で前が壁となります。
前走の秋天はわざと出遅れて着拾いの競馬でしたが、完調のイクイノックスに詰め寄れました。
今回はわざと出遅れる必要が無いのである程度のポジションを取りに行けます。現在1番人気ですが軽視は出来ません

押さえ:タスティエーラ

ダービーは展開的には恵まれるも落鉄しながらの勝利、菊花賞はほぼ力を出し切って、3.5馬身差の2着、ダービーはアクシデントが色々あったレースでもあり、菊花賞のレーティングがコノ馬の今の立ち位置だと思います。

鞍上ムーア騎手の有馬記念のレース映像を見返す限り、内へ入れるのにこだわり過ぎるかもしれません。

・消し評価も考えましたが、本命馬に過去2戦先着しているので押さえました

押さえ:ドゥデュース

秋天の敗因は不明、JCは多少引っかかるもそれ以外はスムーズで4着でした。
現状はジャパンカップの競馬が限界かもしれませんが、今回は当然上位となります。
今回の枠は一見良さそうに見えますが秋天の敗因が「馬群の中は・・・」という可能性もあるので押さえ評価までです。

押さえ:タイトルホルダー

前走のジャパンカップは前半ゆっくり走って、なおかつ仕掛けも遅れたのが敗因です。

不良馬場で参考外ですが、今年の中山2500日経賞のレーティング124は他の馬では出せないレベルの数字となります

・有馬記念は毎年内が悪く、馬場の良い外へ出せないこの馬は押さえ評価までです

穴:シャフリヤール

札幌記念は馬場とノド鳴りが敗因です。

喉の手術後のブリーダーズカップではオブライエンの垂れ馬爆弾戦術にハマり前が壁になるも3着と大健闘、
完調なら能力的に今回頭もある馬ですが、香港では心電図検査?に引っかかり、今回有馬記念に直行です。
出走取消したのは「脚回りの問題」や「病気」では無いので、案外走れるかもしれません

youtubeでは先行公開してます。