デムーロ騎手の不調の理由

世間の競馬ファンの間では
「デムーロ騎手が不調なの?」
というのが話題となっています。

確かに成績だけを見れば悪いです。

 

腰が悪い?!

有力説としては「腰が悪い」と言われています。

最近の騎乗を見てみると、確かに下半身の動きに少し違和感がある印象です。

しかし、誤差の範囲だと見ています。

よく競馬は馬7・騎手3だと言われていますが、追うフォームが3というわけではありません

武豊騎手は良い時のフォームと悪い時のフォームに落差があるものの、悪くても何とかなっています。

それに、デムーロ騎手のフォームがそこまで悪くなったようには見えないです。

エタリオウの春天は純粋な騎乗ミスだと思いますが、元々京都の外回りの理解度は低いので、仕方ありません。

馬質が悪くなった

最近予想をしていて感じるのですが、デムーロ騎手が乗るのはイマイチな馬ばかりです。

最近エージェントを変えたように、馬質が悪くなっていると思います。

見た目上の数字(勝率)などが下がっているのは、馬質が原因でしょう。

何故馬質が悪くなっているのかは解りませんが、それはデムーロ騎手が不調であるのとは別問題です。

例えばG1を6勝した2017年も上手い騎乗だったのは、道中にフェイクをかけてキタサンを動かした宝塚記念とベストなライン取りをしたマイルCSくらいでした。

後は馬質が良かったので勝てたと考えています。

「不調だから馬質が悪くなる」と言えばそれまでですが、ここ最近馬質が上がっている北村友一騎手の腕が良くなったとは思えないです。

そこらあたりは馬主(牧場)の意向もあるでしょう。

面白い意見

須田鷹雄さんがこんな意見をつぶやいていました。

 

デットーリさんが「JRAで乗ると下手になる」と言ったとか言わないとかありましたが、それと一緒で日本の競馬に馴染みすぎたというのはあるかもしれません。

厳密に言うと「下手になった」のではなく「際どいプレーが減った」という点です。

最近は無茶な騎乗をしなくなり、2019年の制裁点が僅か6点に(参考:https://jockey-sanction.com/)。

ちなみにホープフルの予想で触れたように昨年は71点でしたから、大きな改善だと言えるでしょう。

これも「馬質が悪くなったので、際どい勝負をする機会が減った」と言ってしまえばそれまでですが、制裁点が減っているのですから「デムーロ騎手は進歩している」と前向きに捉えてあげて欲しいです。





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この記事を書いた人
メタボ教授

Twitter:@metabopro
著書 "競馬で勝ち続ける1%になる方法" が全国書店にて好評販売中。
常日頃「当たる予想は有料でも公開しない」と言っているものの、2018年全重賞無料公開予想をうっかりプラス収支にしてしまう。
2019年もプラスが確定。
もちろん後出し・インチキは一切ナシでやっているのですが、そこらの詐欺師よりも評価されていません。

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