ローズステークスのレガレイラの敗因は「ルメールさん中京知らないから」

天気予報が外れて雨が降らず、内から乾いていく局面で内先行有利の馬場でした。


13.0 – 10.8 – 12.3 – 12.2 – 12.0 – 12.1 – 11.9 – 11.9 – 11.8 – 11.9

生放送で

「セキトバイーストが大逃げするわけないじゃん、藤岡兄貴だぞ」

とか言ってスミマセンでした(´;ω;`)

出先なのでいつもの動画編集ソフトが使えず、正確な時計が計測出来ませんが、レガレイラなど後方の馬は最初の1000メーターを1分3秒~4秒というトンデモナイ時計で走っています。

届くわけがありません。

僕の本命サンセットビューは「気性が良くなってポジションが取れるようになった」とコメントもあったように、ここ2走は先行していたので、大チャンス。

でも鮫島騎手は何故か下げてレガレイラの横を走っています。

レース後のコメント

鮫島駿騎手(サンセットビュー10着)「しまい勝負に徹した。この馬のリズムで運んだが、少しごちゃついたのがもったいなかった」

ブービー人気だったので、後ろで溜めて展開待ちとか考えたのでしょうけど、オークス7着のレース内容からすれば普通に乗っても3着以内に入れるチャンスはありましたし、能力最上位のレガレイラはスタートが悪く、後ろから行くのが濃厚な以上、展開待ちなら前へ行くのが正解に決まっています。

競馬の展開読みの初歩中の初歩のはずなのですが、今の騎手は理解していません。

このレベルの騎手がトップクラス(期待の若手)扱いされているのが、JRA ジョッキーのレベルの低さです。

最後の直線も追い方は派手でしたが、届くわけがありません。

生放送でも解説しましたように、ああいう派手な追い方をすれば競馬を不勉強な調教師や馬主は「上手い騎手」だと勘違いするので、いい馬は回って来ますが、日本の芝の競馬にあんな追い方は必要なく、あの追い方が正解なら5爺はとっくに引退に追い込まれているわけです。

最低限の予習をしてくる騎手にもっとチャンスを与えてあげて欲しいと思います。

レガレイラの敗因

先にも解説したように前半1000メーターを63秒以上かけて走っているので、届くわけがありません。

スタートが悪く、後ろから届かないリスクは常に付きまとう上に、生放送でも解説したようにルメール騎手は中京をよく知らないというのも敗因です。

中京競馬場は若かりし頃、短期免許でよく乗ってたコースではありましたが、旧コース時代の話。

今の中京の4コーナーは下り坂と急コーナーなので外からポジションを上げるのは難しいのですが、それを分かってない騎乗をしていました。

バックストレートで押し上げるか4コーナーで内を突くしか選択肢は無いのですが、外を回す結果に。

上がり3ハロン33.1秒で、ゴール前も1頭だけ脚色が違ってましたが、5着でした。

一見すれば八百長レベルの騎乗ですが、ルメール騎手は中京競馬場を知らないので仕方ないと思います。

2着のチェレスタは右回りだと最後の直線で内にささって追いづらそうにしていたので、左回りに替わって最後の直線でスムーズに走れたのが好走要因です。

ただ、右側にヨレるクセがある場合は左回りのコーナリング性能に難がある可能性も大きいので、押さえ評価まででした。

このレースは取らなきゃいけないレースでしたが、本命馬が前走までの流れをガン無視で、敗退行為的な騎乗をしたのでどうしようもありません。