ヤマニンウルス圧勝、プロキオンステークスの振り返り
レースラップを見ると極度の前傾ラップとなりました。
ラップタイム
6.9 – 10.5 – 11.1 – 11.9 – 12.0 – 12.5 – 12.6 – 12.6 – 12.6
本命馬バスラットレオンはアッサリ先手を取れると予想しましたが、スタート直後に躓いてしまい、レガーメペスカとブルーサンがハナ争いに参戦する形となってしまいました。
投稿者: @keiba_metaboproThreadsで見る
その結果ハイペースになった形です。
更にデシエルトも出遅れてしまい、ヤマニンウルスは砂を被らないポジションを手に入れてしまいます。
結果的にはヤマニンウルスが前を走る馬を潰してしまいました。
こうなると普通は2着に差し・追い込み馬が来るのですが、各馬の追走ペースがバラバラです。
残り800メーター地点でGPSトラッキングで計測してみますと、
1.8秒遅れの表示なのですが、
4番手スレイマンの時点で先頭から1.1秒差なので
レース映像では伝わりにくいですが、かなりの縦長です。
順位的には中団となるハピは先頭から2.2秒差あります。
後ろはここから(残り800)ペースを上げており、次の1ハロンは11.6で追いかけて前との差を詰めています。
でもダートなので、レース後半で11.6を4ハロン並べるのは無理です。
結局のところ、後ろで足を溜めても、その分早く仕掛ける必要があるので、最後止まります。
それに加えて、垂れてきた馬を交わすために、外を回して距離ロスをして結果的にはスタミナをロスします。
ブラックアーメット、ハピ、デシエルトといった人気馬は、後ろから行き過ぎた上に距離ロスが大きくなったのが敗因です。
3着のマリオロードは後ろからの競馬でしたがコーナー区間では内を走ってます。
小倉の4コーナーは急なので、外を回さない事が重要なのですが、それを解っている騎手は少ないので、差し馬を本命にしづらいです。
反省点
アクシデントが敗因なので、何回予想を繰り返してもこのパターンだとバスラットレオン本命となりますが、ヤマニンウルスを調教内容を理由に押さえ評価まで下げたのは反省点としてしっかり受け止めなければいけません。
と言いますのも、武豊騎手いわく、今回がこれまでで1番状態が良かったそうです。
【レース後コメント】前回はあまり返し馬の感じが良くなかったけど、今回はいい感じ。これまで乗った中で最もいい雰囲気でした。
前走の雅ステークス時は「返し馬の時に取り消そうかと思った」と武豊騎手は述べていたので、今回ヤマニンウルスの返し馬に注目しました。
でも前走の返し馬を見てないので、正直よく解りません。
僕が見たのと違いますが、参考映像
プロキオンSは撮って無いけど返し馬なら撮ったので置いておこうかな
レースはヤマニンウルスが先頭に並びかける時の歓声と衝撃がすごかった pic.twitter.com/iWkg8mp75t— だび (@davinchi_uma_) July 7, 2024
見た目ごく普通の返し馬だと思いますが、前走どれだけ悪かったのかが解らないので比較出来ないわけです。
普段だと締め切り時間の関係上、返し馬まで見ないのですが、ヤマニンウルスの場合は返し馬に関するコメントがありましたので、過去のレースの返し馬やパドックの状況を入念に調べて、そこも生放送時に解説すべきだったと反省します。
以上、プロキオンステークスの振り返りでした。
次週は函館記念の予想をyoutubeliveにてお届け予定です。
メンバーシップ向けとしては「七夕賞の振り返り」は明日の夜更新、次週は「函館2歳Sの予想」記事を金曜深夜に更新予定です。
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