アルゼンチン共和国杯ハヤヤッコが勝てた理由

東京競馬場は雨が上がって乾く局面なので、内側伸びるのでは?

と前日の生放送で解説したのですが、結果的には朝の1レースから良馬場で、メインレースではキレイに外差しが決まりました。

本命サヴォーナ・対抗メイショウプレゲは馬場の悪い内側を走っております(´Д`)ハァ…

 

ペースは案外速かった

2500メートルなので中途半端なタイムになりますが、今回は残り1200メートル地点での先頭との差を計測しました。

 

2.6秒離れた最後尾のハヤヤッコが勝った形です。

ラップタイムを見る限り中盤が緩むどころか速くなっております。

7.5 – 10.8 – 11.3 – 12.2 – 12.1 – 11.8 – 11.6 – 11.7 – 11.8 – 12.1 – 12.3 – 11.8 – 12.0

良馬場とはいえ、完全な高速馬場ではなく、前の馬は若干ペースが速かったとも考えられます。

 

個人的には、スタート直後にサヴォーナが中団に控えたため

池添は何をやっているんだ(# ゚Д゚)

とスマホを叩き割りそうな勢いで激怒したのですが、道中のペース配分は悪く無かったのかもしれません。

 

勝負の分かれ目

4コーナーでした

サヴォーナの池添騎手やメイショウプレゲの酒井騎手は逃げ馬が外へ出すのを予測して、外ブロックを避けようとしたのかもしれませんが、予想放送で解説した通りジャンカズマは馬場のいい外側に出せない馬です。

そもそも前に行った馬はショウナンバシット以外2桁人気の馬なのですから、4コーナーで下がってくるのを想定しなければいけません。

ラップタイムを見ても、先頭集団はこの時点で失速しており、馬群が横長になった結果、外側の馬が馬場のキレイな部分まで届いた形です。

結果的には外を回した馬が正解となりましたが、彼らもそこまで意識して乗ってなかったと思います。

以上、アルゼンチン共和国杯の振り返りでした。

次週はエリザベス女王杯の予想を生放送でお届け予定です。