朝日杯FS振り返り「勝負を分けたエコロアルバの動き」

ダイヤモンドノット無印で撃沈(´・ω・`)点数絞りすぎた

ラップタイム
12.4 – 10.8 – 11.4 – 11.7 – 11.9 – 11.6 – 11.2 – 12.2

先週はフラットなラップタイムで1200-1400寄りの馬が勝ちましたが、今週は
前半4ハロン46.3、後半4ハロン46.9で若干前傾ラップになっています。

重馬場だったので時計評価は難しいですが、ラスト1ハロンが12.2と失速しているように、厳しめの流れだったのは間違いありません。

このペースを作ったのはダイヤモンドノットで、デビュー6戦目で初めて逃げた形です。

馬の適性を理解していたからか、末脚を使わせないペースで逃げたルメール騎手は流石だと思います。

勝負を分けたエコロアルバの動き

1番人気アドマイヤクワッズは3着でしたが、3-4コーナーでのエコロアルバの動きが敗因です。

アドマイヤクワッズの道中の位置取りは結構後ろのように見えます。

GPSは1.4秒遅れでの表示で、3ハロン通過は35.8秒でした。

前傾ラップの先頭から1.2秒遅れでの追走なので、そこまで悪い位置取りではありません。

問題はこの後で、エコロアルバが変な動きをしました。

3コーナーでは勝ち馬の前を走ってますが、

4コーナーでは下げて外へ出しています。

パトロールビデオで見るとよくわかりますが、松山騎手は下げて慌てて外へ出して、アドマイヤクワッズを外へ押し出す形となってしまいました。

これによりカヴァレリッツォは労せず1列前へ行けたわけです。松山騎手が動いて無ければ詰まって届かなかった可能性が十分あります。

雨が降り続き、馬場状況は外伸びだった可能性も高いので、一旦下げて外へ出すムーブ自体は間違いじゃないと思いますが、4コーナー手前の残り800過ぎたあたりから出したのは早すぎです。

結果論的には前傾ラップ寄りの流れで、距離ロスの有無が1-2着馬と3-4着馬の差だと考えます。

 

次週予定

土曜夜に有馬記念の予想をYouTubeライブでお送りする予定です。

天候が悪くなければYouTubeメンバーシップは阪神カップの予想記事を更新します。

ホープフルSに関しては金曜日の夕方までにどうするかSNSで告知する予定です。