阪神カップの予想【メンバーシップ限定】
まず馬場状態ですが京都開催が復活したので昨年までよりかは状態が良さそうです。
Bコースに変わるということもあり外有利にはならないと思います。
そして阪神カップは定量戦というのも忘れてはいけません。
定量戦とは過去の成績に関係なく、馬齢と性別だけで決まります。
言うならばG1と同じです。
今回で言えば前走スプリンターズステークスを勝ったママコチャが牝馬の2kgグラムだけで、他の馬と同斤量で出てきてます。
本命：エエヤン(ウマウマ評価：A)
身体能力だけで走っている馬です。レースでは毎回引っかかっています。
それでもニュージーランドトロフィーまでは勝ち上がりましたが、能力だけではG1レベルだと厳しいです。
NHKマイルこそ馬場の悪い部分を通ったのが敗因ですが、毎日王冠・マイルチャンピオンシップは力負けでした。
でも今回は1400Mに変わります。レースで折り合いを欠いて負けている馬が距離短縮をしてくる時は狙い目です。能力が足りるかどうかは微妙ですが、馬券的に狙うなら今回となります。
現在8番人気なのでこの馬を本命です。
対抗：ママコチャ(ウマウマ評価：B)
この馬もエエヤンと一緒で、マイルだと引っかかって勝負になりませんでした。今年の春から距離を短縮していった結果、成績が向上します。スプリンターズステークスでは道中引っかかって上がっていき、流石に最後はバテましたが1着です。
最初に解説した通り、定量戦というのも評価ポイントとなります。
でも今回は距離延長なので割引が必要です。
そのためエエヤンを本命としました。
陣営は「１２００メートルよりも今回の距離の方が、ためてはじける競馬ができると思う」と意味不明なコメントを残しており、わざと出遅れて前に馬を置く競馬をするかもしれませんが、能力は頭一つ抜けているので、当然重い印を打たなければいけません。
黒三角：ウイングレイテスト(ウマウマ評価：B)
ブリンカーを付け出して成績が残っている馬です。こういう馬は過去の成績は度外視しても構いません。
京成杯2着は展開的に恵まれての結果ですが、前走は馬場の悪い部分を走っての勝利なので素直に評価出来ます。現状はG2で勝ち負け出来るだけの力はあるはずです。
今回は外枠を引いてしまい、あまり外外を回しすぎて距離ロスをする心配もありますが、おそらくメンバー構成的に楽に先行できると思いますので、前走に引き続いて重い印を打ちます。
買いたい馬は上記の3頭です。
4番手：ララクリスティーヌ(ウマウマ評価：B)
関屋記念の敗因が解らず、前走は消してしまいましたが2着に来てしまいました。
血統的に1600は少し長いのかもしれません。
少し捉えどころがない馬ですが、調教は問題ないですし、他の人気馬があまり買いたくないので、今回は抑えます。
押さえ：ウインマーベル(ウマウマ評価：B)
キーンランドカップは状態面が敗因、スプリンターズステークスは出遅れが敗因、スワンステークスはもう少し走れると思いましたが5着でした。レース後に西村騎手は「外枠で前に壁が作れず折り合えなかった」と述べております。
少々折り合いを欠いても京王杯では2着に来たので、本当に折り合いが敗因なのか？という疑問はありますが、今回は内枠を引けました。
西村騎手も悪い騎手では無いのですが、いつも乗っている松山騎手に戻るのもプラスだと思います。
押さえ：グレナディアガーズ(ウマウマ評価：C)
2年連続連対中＆ライアンムーア騎手が乗るということで人気です。
前走は骨折休養明けでした。
後ろからの競馬となり、馬場のいい外側へは出せましたが、京都の外回りだと届きません。
今回はいつも通りの調教は出来てますので、過剰人気だとは思いますがヒモには押さえます。
押さえ：アグリ(ウマウマ評価：C)
スプリンターズステークスもセントオールステークスも「後ろポツン」が敗因です。今回はルメール騎手が乗るのでそのような騎乗はしないでしょう。
でも問題は今回1400メートルをどう乗るかです。同じコースの阪急杯を勝ってますが、横山和生騎手はゲートから手綱を押してポジションを取りに行ってました。
ルメール騎手はあまりそのような騎乗をしないので、どうなるでしょうか。枠なりに先行しても距離ロスがあるとこのメンバーだと足らない可能性はあります。
それと気になったのは陣営コメントです。
「先週まではひと息だったけど、今週は切れのあるシャープな動きを見せていた。だいぶ良くなってきたね。」
と述べているように、少なくとも完調では無いと思います。
消そうかどうか迷いましたが、一応押さえました。
阪神カップの予想の印
本命：エエヤン
対抗：ママコチャ
黒三角：ウイングレイテスト
4番手：ララクリスティーヌ
押さえ：ウインマーベル
押さえ：グレナディアガーズ
押さえ：アグリ
買わなかった上位人気馬の解説です
消し：ピクシーナイト
不良馬場・長期休養明けの高松宮記念は度外視、京王杯スプリングカップは進路が無かったのと極度な上がり比べになったのが敗因、セントウルSは後ろで脚を溜める競馬を試して不発、スプリンターズステークスはレース間隔が狭かったからか、まともな調教ができていませんでした。
今回はムルザバエフ騎手に乗り替わって、
陣営コメントは
「今回から深めのブリンカーを着用。積極的な競馬ができれば。」
となっておりますので、ハナへ行くかもしれません。
内側の馬場状態はいいだけに、前残りの可能性も十分ですが、今回は手が回りませんでした。
上位人気で消すとすればアグリ・グレナディアガーズ・ピクシーナイト3択だと考えます。
現在1番人気のアグリを消すのが期待値的にはいいのかもしれませんが、直近の直接対決ではアグリの方が先着してますし、年齢面を考えてもアグリの方を無難に押さえました。