府中牝馬Sの振り返り【メンバーシップ限定】
ルージュステリアはかなり期待値が高いと思ったのですが、川田騎手のミスで7着でした。
https://www.youtube.com/watch?v=8fGK3fvnLnI
ルージュステリアは絶好のスタートを切るも、前に馬が置けないので下げようとするのはわかるのですが、その後ディヴィーナが前に居るにもかかわらず、無理矢理手綱を引いています。
どんなペースになろうが、そのままディヴィーナに付いて行くのが正解です。
何故なら、前に馬が置けて手綱を引いて馬と喧嘩せずに済みますし、ディヴァーナは能力的に上位かつ東京競馬場なので、4コーナーで垂れて前が壁になるような事はありません。
ラップタイム 12.9 – 11.3 – 11.7 – 12.1 – 12.0 – 12.2 – 11.3 – 11.2 – 11.4
逃げたディヴィーナの1000メーター通過は60.0秒でした。
勝ちタイムからラップタイムを平均すると11.78秒であり、1000メートル58.9秒が平均ペースという計算になります。
だから離して逃げたディヴィーナですら1秒以上遅いスローペースです。61秒台で通過した2番手以降の馬は論外だと言えます。
川田騎手はずっと馬を下げようと折り合いを欠いて、GOサインは残り500Mからでした。
「次走(エリザベス女王杯)を見据えて距離延長に対応しようとゆっくり走る訓練をする」という意図ならまだわかりますが、G1なら残り800mからペースが上がるわけですから、今回もそこからペースを上げないと辻褄が合わないです。
要はゆっくり走りすぎて、ディヴィーナを捉えきれなかっただけではなく、仕掛けを遅らせた結果、後ろに飲み込まれてしまいました。
今度単体動画にするかもしれませんが、東京は騎手の騎乗ミスがあまりに多いです。
他の競馬場との違いを理解してないのが原因だと考えます。
そのため基本的には穴を狙った方がいいです。
ディヴィーナ・シンリョクカ・ルージュステリアの3択なら、人気の無いルージュステリアを選ぶのが正解のはずですが、上手くいきませんでした。
シンリョクカ
それとシンリョクカの惨敗も気になります。
追走をミスったのでディヴィーナを捕らえられないのは仕方ないですが、同じような位置に居た馬にも競り負けました。道中はルージュスティリアと一緒で、前に馬を置けずに引っかかっております。仕上がってないから秋華賞に行かず府中牝馬にしたのかも・・・という予感が的中したのかもしれません。
他にも「サトノダイヤモンド産駒はズブい傾向にあるので、こういう競馬はダメだった」とか考えられるのですが、敗因がはっきりしないので、次走もヒモ評価になると思います。
次走注目馬
全馬あまりにもスローで走りすぎているので、能力の実態を表したレースではないと考えます。ルージュエヴァイユやフィアスプライドはいい脚を使っていましたが、通常のレースで他馬より速い脚を出せるとは限りません。
スタート後に挟まれて下がって、最後の直線で前が壁となった、プレサージュリフトは明確に力を出し切ってないですが、次走それが理由で人気になるなら・・・です。
以上府中牝馬ステークスの振り返りでした。