東京新聞杯2025の振り返り、最下位人気メイショウチタンが来た理由
予想LIVEのサムネの煽りやブレイディヴェーグをバッサリ消すなど、ほぼ完璧な予想だったのに、メイショウチタンは無理(´・ω・`)
12.5 – 11.0 – 11.1 – 11.5 – 11.6 – 11.3 – 11.6 – 12.0
メイショウチタンは東京の上がり比べタイプの馬ではないですが、縦長の競馬になった時に後ろが追走をミスって、穴をあける馬です。
最初の3ハロン地点での後続との差を確認してみましょう(今回GPSトラッキング1.2秒遅れでの表示です)。
勝ちタイムから逆算した平均ラップタイムは11.575なので、3ハロンだと34.7秒。
メイショウチタンが平均ペースで、先行したボンドガールすらペースが遅いわけです。
4コーナーでも先行のボンドガールに対して1秒以上リードがあったので、そのまま残りました。
東京競馬場の穴の典型的なパターンではあるのですが、メイショウチタンは毎回そういう競馬を意図的にやっているわけではありません。
実際近走の馬柱もこのようになっており、縦長の競馬を自分で作ってるわけではなく、他の馬まかせです。
今回は5爺から吉田豊騎手に乗り替わりということで、若くて積極的な騎乗に期待・・・
というのも二十年以上昔の話で、吉田豊騎手もこの春には五十歳を迎えます。
メイショウチタンとセオの2頭が適切なペースで、3番手の馬との差が大きく開いたので、3番手の騎手に責任があるわけですが、誰かと思ったら典さんです。
4番手のオールナットも3走前は2600を使っていたように初のマイルで距離適正外から来た馬です。
この2頭が蓋をしたことにより、後ろが離れてしまいます。
典さんの動きは予想出来ましたが、オールナットはポジションが取れないと思ったので、そこが予想外でした。
ボンドガールはオールナットのペースに付き合ってしまって、本来のペースで走れなかったのは誤算で、最後差されてしまう結果につながります。
対抗のゾンニッヒには典さんやオールナットの前を走って欲しかったのですが、それでもボンドガールの横には居て、ポジション的には悪くありません。
折り合いもよく、スローペースでしっかり脚は溜められたはずなのに、最後全く加速しなかったのは何かあったのかもしれないです。
上がり比べ
3番手以降の馬は上がり比べになりましたが、ウォーターリヒトの決め脚が光った形です。
冬場は寒くて我々老人は体が動かないから、若い菅原明良騎手の乗り替わりはプラスかも・・・
と予想生放送では解説しましたが、派手な追い方がより一層目立ちます。
ただ、ウォーターリヒト以外で掲示板に入ったのは、アラフィフの騎手ばかりです。
本命のボンドガールは武豊騎手が注文通り乗ってくれました。
この馬のペースで走ると2000は到底持たないから、クイーンSでスタート後に無理矢理下げて、遅い馬の後ろに入れて無理矢理ゆっくり走らせる事を練習させて、秋華賞2着に持ってきたわけです。
そしてこの春の目標はヴィクトリアマイルなので、今回は元の競馬に戻しました。
馬の適性を考えれば当たり前の騎乗なのですが、この当たり前の騎乗を出来る騎手が少ないから、50代中盤になっても武豊騎手は現役を続けられるわけです。
予想的にはほぼ完璧で、3連単までバッチリ取りたかったですが、次週も頑張って予想します。
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