金沢競馬複勝払い戻し間違いについて
ちょっと前の話ですが、Twitter見てみるとこんなツイートが流れてきまして・・・
この事態を読み切って4頭の複勝を買って400円を410円にする人スゴイ
— 金沢競馬専門紙カナザワたけだ (@Keiba_Takeda) 2019年6月20日
しかし、4頭立ての10レースの複勝の売上は250万円て、普通あり得ない売上。
少頭数は分かりやすい馬券が売れる面もあるけど、知ってて買ってる人も結構いたのでは?— 金沢競馬専門紙カナザワたけだ (@Keiba_Takeda) 2019年6月21日
それ以外のレースは複勝売上20〜30万円なので、2着払いになっても大きな差額は発生しないと思われますが…
対応はネット等でご確認ください— 金沢競馬専門紙カナザワたけだ (@Keiba_Takeda) 2019年6月21日
どういう事かと申しますと、販売形式の間違いがあり、その穴を突いた人が居るのではないか?という事です。
金沢市農林水産局は20日、6月16日に行われた金沢競馬の一部競走において、複勝式の払戻と発売に誤りがあったと発表した。本来、複勝式の勝馬投票法は、出走頭数が8頭立て以上の場合は3着まで、7頭立て以下の場合は2着までに入着すれば的中となり、出走頭数が4頭以下の場合は複勝は発売されない。しかし、16日の金沢競馬は禁止薬物の影響下にある可能性がある多数の馬を公正確保のため競走除外としながら、当初の出走頭数のまま発売設定を行ってしまったため、前代未聞のアクシデントが起きた。誤りがあったレースは以下の通り。
1R(当初9頭立て=発売開始前の競走除外で5頭立て)複勝2着払のところ、3着払を実施
3R(当初9頭立て=発売開始前の競走除外で7頭立て)複勝2着払のところ、3着払を実施
4R(当初9頭立て=発売開始前の競走除外で7頭立て)複勝2着払のところ、3着払を実施
7R(当初9頭立て=発売開始前の競走除外で7頭立て)複勝2着払のところ、3着払を実施
10R(当初7頭立て=発売開始前の競走除外で4頭立て)複勝式の発売なしのところ、複勝式2着払を実施
金沢競馬ではこの件に関して、1、3、4、7Rの1着馬、2着馬に投票された複勝式の払戻金について、2着払(2着馬までを的中として払戻)であるときの払戻金を再算出し、差額がある場合は追加の払戻を行うこと、また、10Rの複勝式で不的中となった5号馬、6号馬に投票された方へ返還することに向けて、現在取り急ぎ対応準備を進めているという。
本件に対する差額払戻と返還の方法などについては、改めて発表するとしている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000118-sph-horse
払い戻し
出典:楽天競馬
出走4頭の複勝を100円づつ買ったら「馬券で210円」、「特別払い戻しで200円」返ってくるので、合計で410円返ってくるわけですね。
主催者のミスに気がついた上で、ブッ込んでいたのなら凄いと思います。
発売前に除外
だから条件が変わるだけで、発売後に取り消しがあっても条件は変わりません。
中央競馬でも、複勝の条件が変わるというケースは滅多に無いと思います(直近だと函館スプリントなど大量除外事件がありますが)。
主催者が間違う事も無いでしょうし、今回の金沢のケースは超レアケースではあるものの、覚えておきたい事例でした。
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