共同通信杯の振り返り
本命のサトノカルナバルは最後の直線で伸びませんでした。
ラップタイム
13.1 – 11.5 – 11.8 – 11.6 – 12.0 – 11.8 – 11.5 – 11.5 – 11.2
1000メートル通過は59.9秒、冬開催の東京なので超高速馬場ではないですが、60秒前後はスローペースだといえます。
いつものようにGPSトラッキングで後ろとの差を計ってみました(今回は1.2秒遅れでの表示・先頭は8番レンドキングリーです)
サトノカルバナルは馬なりで4番手を取って、勝ち馬と2着馬の間を走っています。
それでこの2頭より遅い上がりだったので、内容的には完敗です。
馬の能力が純粋に足りなかったのかもしれませんが、初めての上がり比べのレースだったので経験不足が露呈した可能性もあるので、もう一回くらいは中距離を試した方がいいと思います(折り合いは悪くなかったので)。
対抗のショウナンマクベスは鞍上が敗因です。何を思ったのか後ろに下げてしまいました。
最後の直線でも外へ出そうとするも上手く追えません。
前走までのレースを見て予習してたら、こんな騎乗にはならないはずですが・・・。
それに関連して2着のカラマティアノスの戸崎騎手がレース後にこんなコメントをしています。
返し馬では気が入っていたけど、我慢は利いていましたし、いつもよりゲートも出てくれました。すぐに狭くなって控える形になったけど、そこでハミが抜けて我慢して走ってくれましたよ。追い切りでモタれるところを見せたので、内ラチを利用したのですけど…。もう少しでしたが、これからさらに力をつけてくれば
戸崎騎手は追い切りに乗った内容を考慮に入れた結果、内ラチ沿いを走って2着に来ています。
予想ライブ放送では、横山和生騎手と戸崎騎手を「鞍上不安枠」扱いをしましたが、全くの同じ扱いをしたら戸崎騎手に失礼でした。お詫び申し上げます。
そして「馬も鞍上も不穏」のリトルジャイアンツは
どれだけ後ろポツンをするのだろう・・・
メイケイエールみたいに馬群へ突っ込んで取っ散らかすのだろうか・・・
それともサンライズロナウドみたいになってしまうのか・・・
と思いながら見守ったわけですが、大方の予想通り後ろポツンでした。
でも道中チョングクと併走する形で、案外速く走ってしまい!?1000メーター通過61.4秒です。
1秒前を走る勝ち馬は33.7で上がるわけで、届くわけ無いのですが、ただこれでも典さん的には真面目に乗った方だと思います。
前走は追走がもう1秒遅かったですし、実質的な前とも離れていました。
ちなみにリトルジャイアンツの調教師はレース後に、
1800メートルは忙しいし、前についていくと脚が鈍る可能性がありますからね。切れるというよりも、長く脚を使うイメージ。
とコメントしたように、弥生賞に出ていれば良かったのに・・・と思います。
レッドキングリーに関しては展開的に恵まれましたが、最後の直線で伸びませんでした。騎手は「少し呼吸が気になりました」レース後にコメントしているので、次走はノド関係のコメントに注意しましょう。
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