14番人気ディオスバリエンテ大野騎手の下手な騎乗に怒っているのは僕だけだと思うけど【中山金杯振り返り】
人気どころの馬に乗る騎手が全く信用できないという理由で、本命・対抗ともに2桁人気の馬を狙うも大外れ。
カラテ以外、馬券圏内のチャンスがあります(キリッ)
と言っておきながら、本命馬も対抗馬もカラテより着順が下という(´・ω・`)
レースのポイントとなったのはディオスバリエンテの動きです。
ダッシュ力があり、ハナは取ろうと思えば取れるので、逃げれば面白いと対抗評価。
スタートダッシュを決めて楽々前に出て「コレは貰った」と思ったのですが、あろう事か馬場の悪い内側へ切れ込んで行ってしまいます。
外から内側へ切れ込むのはスローペースに落とすためのテクニックです。
スタート直後に外枠の逃げ馬が一目散に斜め走りで内側を取れば、内枠の馬は突然前をカットされるのでブレーキをかけます。
外から蓋をするような形で、スローペースとなる仕組みです。
でもこの状況で使うのは間違いだと言えるでしょう。
何故なら逃げ・先行馬がディオスバリエンテより外に固まっているからです。
このテクニックを使っても意味がありません。
ディオスバリエンテは楽々先頭に立つも、馬場の悪い方向へ斜めに走ったので、馬場のいい部分を真っ直ぐ走った外枠の馬に交わされてしまいました。
馬群に包まれたら下級条件でも2桁着順を取っている馬で、それを前回ブリンカー装着&先行で勝利したのに、何をやっているのでしょうか。
僕の本命馬ジェイパームスは内枠の中だとトップスタートを決めて先行出来るかと思いきや、ディオスバリエンテに邪魔されて中団まで下がり、4コーナーでも前が壁で一瞬立ち上がるようなブレーキをかける結果となりました。
本命対抗馬は(ジェイパームスとディオスバリエンテ)は同じ厩舎なのですが、ジェイパームスはディオスバリエンテにガッツリ邪魔された形です。
本来なら厩舎出禁レベルの失態なのですが、堀厩舎なんていい馬は外人に乗り代わるので、厩舎に配慮する必要が無いのかもしれません・・・
ここまでをまとめるとディオスバリエンテの大野騎手は
・自分の乗る馬の特性(過去のレース内容)を頭に入れておらず、馬群に入れてしまった
・逃げ馬が自分の外に固まっている事を知らなかった
・内には同厩舎の馬が居るのを知らなかった
ということになります。
今のJRAの騎手はレースに対する予習が不足している、と苦言を呈しているのはこういう部分です。
時計的には
昨年のような高速馬場では無かったように見えますが、1分58秒1は昨年よりも速く、ラブリーデイに次ぐ歴代2位の勝ちタイムです。
いつものようにGPSトラッキングで後続の通過タイムも計測しました(今回は1.1秒遅れでの表示です)
勝ちタイムを均等に割ると、丁度ボーンディスウェイが平均タイムとなります。
クリスマスパレードのペースは少し速かった感じです。
1着-2着馬はコーナー区間は内側でじっとしていて、最後の直線で馬場のいい外側へ出す理想的な競馬をしました。
本日のレースを見てみると、8レース以外は最後の直線で外を通った馬が来たわけですが、その8レースはハイペースで飛ばして馬群を縦長にする事で、
セーフティーリードを築くだけではなく、後ろの馬を馬場のいい外側へ出しにくくしています。
これが逃げ馬が残る一つのパターンです。
そのためクリスマスパレードはペースが速かったものの、縦長で逃げ切れる可能性もあるので、騎乗自体は間違いじゃありません。
スローペースに落としてしまうと、今の馬場なら4コーナーで外から飲み込まれるリスクがあります。
反省点
アルナシームを軽視した事です。
内枠の馬はジェイパームスしか買えないと解説してしまいました。
マイネルモーントについてはライブ放送で解説した通り、本命・対抗予定だったものの、調教後馬体重で評価を下げただけで、当日パドックを見て拾えない事は無いですが、アルナシームは昔のイメージで考えてしまって、距離延長はマイナスだと判断して軽視してしまいました。
実際のところ折り合いは十分改善されており、前走も後ろから行き過ぎて届かなかっただけですが、買えなかったのは反省です。
次週1月11日の生放送は
定例通り21時より開始予定ですが、昨日の放送で少し触れたように、競馬界の状況によっては視聴者0の展開になるかもしれません。
あえて視聴者0を狙って18時開始でもいいのですが、一応21時から始める予定なのでよろしくおねがいします。
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