実力の担保は取れているのでしょうか?【CBC賞振り返り】
天気予報大外れで、予想も当然の大外れ(´・ω・`)
空に向かって金返せ(●`ε´●)と叫んでも、
金払ってねえだろ、クソ豚
と言い返されるだけ。
道悪で逃げ馬が外を出すという想定でしたが、実際はまさかの良馬場です。
中京は高速馬場なので、函館スプリントの似たシチュエーション。
結局函館スプリント組の1-2となってしまいました。
ただしペースは函館スプリントステークスと違って、前半3ハロンが34.0と遅いです。
11.8 – 10.7 – 11.5 – 11.3 – 10.7 – 11.4
ベガリスの敗因
本命馬ペガリスは注文通りのポジショニングだったのですが、近2走は稍重馬場で35秒台後半の上がりでの好走でした。
ペガリスは33.5の末脚を出していますが、後ろは32秒台で飛んでくる馬場なので、差し切られてしまいます。
ベガリスの藤懸騎手はインビシブルパパを突いて、もう少しペースを上げるべきでした。
勝ったインビンシブルパパは外へ出せない(出した経験が無い)ので、あの競馬で正解ですが、ペガリスは外へ出せる馬ですから、4コーナー立ち上がりで外へ出しても良かったと思います。
藤懸騎手は果たして、自分の乗る馬とインビンシブルパパ、後続の差し馬との違いを考えて乗っていたでしょうか。
継続騎乗だったので、もう少し馬の特性を理解して乗ってくれると思ったのですが残念です。
騎手の実力の担保は取れているのでしょうか?
藤井聡太さんの「棋力の担保は取れているのでしょうか」という発言が物議を醸しているそうですが、
「棋力の担保は取れているのでしょうか」 藤井聡太七冠が「女流棋士新制度」に苦言を呈していたhttps://t.co/KFUftkqawq#デイリー新潮
— デイリー新潮 (@dailyshincho) August 6, 2025
これは将棋界にとって大きな問題です。
藤井聡太さんの(デイリー新潮という怪しい媒体の本当に言ったかどうかが分からない)発言だけが取り上げられていますが、新制度が賛成多数で導入されて「将棋界は大丈夫なの?」と心配になるような、ありえない制度内容です。
藤井聡太さんが苦言を呈するのも当然だと思います。
競馬で例えると、アンカツさんや内藤調教師やデムーロ騎手が騎手試験にチャレンジした状況に近いです。
彼らが受けた騎手試験、そして今現在の騎手試験も適切なのでしょうか。
競馬学校卒業生と他の受験者は同じ試験を受けているはずなのに、何故か合格率が違う不透明な試験を長年行っています。
一方将棋界のプロ認定は異なった仕組みです。
奨励会という育成機関がプロへの基本ルートなのですが、完全実力主義であり、女性が突破した事はありません。
ただし、下部組織で一定以上の成績を残した女性は、女流棋士として実質的なプロ活動が認められます。
この奨励会が唯一のプロになるルートだったのですが、年齢制限や場所の問題(東京・大阪)があって、実力があってもプロ棋士になれない人が一定数居ました。
プロ・アマ交流戦において、プロ棋士に勝つアマチュアが居るのに、何故プロになれないの?
将棋ファンの誰もが思うことです。
その長年の疑問を解消したのが、プロ編入試験(棋士編入試験)となります。
試験は単純明快で、
5人の試験官(プロ棋士)と対戦して3勝すれば合格です。
アマチュアや女流棋士で、一定の成績を残せば試験を受けられます。
誰が見ても解りやすい試験を実施する事により、将棋界の完全実力主義が保たれるのと同時に、試験には大きな注目が集まるわけです。
でも新制度は試験官との対戦ではなく、女流棋士同士の大会結果だけで、プロ棋士になれるというもの。
女流棋士のプロ編入受験資格のハードルを下げるならまだしも、特例で試験自体を合格にしてしまう制度なので、藤井聡太さんは「棋力の担保は取れているのでしょうか」と苦言を呈しています。
「プロ編入試験を無効化するような新制度を作る将棋界は大丈夫なの?」
と思うわけです。
JRAにもプロ編入試験制度のような仕組みがあれば、騎手の実力は上がりますし、競馬界も盛り上がるでしょう。
実際、短期免許をかけた昨年のWASJは大いに盛り上がったわけですから、レース数を増やした通年免許版があってもいいはずです。
という事で、今回は書くことが無い(天気予報がアレなので反省しようがない)ので話が脱線しましたが、僕も「予想の実力の担保は取れているのでしょうか?」と言われないように来週も頑張ります。
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