フェアエールングは惜しかったけれど(オールカマー振り返り)

4コーナーでは本命フェアエールングが先頭、対抗コスモキュランダが2番手に居て

高配当モラッター(゚∀゚)

と思ったのですが・・・

 

レガレイラは買ってないので僕の馬券のハズレるのは仕方ないのですが、「予想ライブ放送を見てくれた人だけでも馬券が当たって欲しい」とゴール前は願ったのですが、養蜂湖に差されて4着

JRAのレース映像だと3着に見えたのですが(難癖)

中山外回りのマクリは難しい

ライブ放送で毎回解説している話ですが、中山競馬場の外回りのコース形状は特殊でマクリが難しいです。

ペースにつきましては、最初の1000メートル通過は59.9秒でした。

G2レベルだと若干のスローペースです(勝ちタイムから逆算した均等ラップは59.2秒)。

1000メートル通過地点でフェアエールングは、先頭から1.0秒遅れて追走しています。

先頭

フェアエールング

 

ところが、次の1ハロンを通過した段階で、フェアエールングは先頭に並びかけていました。

つまり残り1200メートルで上がって行った形です。

パトロールビデオを見ると、コスモキュランダが先に少し仕掛けて、それにフェアエールングが付いていく形でしたが、フェアエールングは思い切って先頭に立ちます。

そしてドゥラドーレスがこの2頭に付いていく形です。

つまり、ラップタイムでは残り5ハロンから早くなっていますが、
12.5 – 10.7 – 11.9 – 12.1 – 12.7 – 12.6 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 11.5

僕の本命・対抗・3番手の馬は6ハロンから動きました。

でもこれは中山外回りにおいては間違いとなります。

何故なら急激な下り坂区間だからです。

 

京都の外回りと一緒で、下り坂区間で速く走りすぎると脚のスタミナが消費します。

パトロールビデオで確認して欲しいですが、勝ったレガレイラはこの区間で仕掛けず、前の馬に付いていかないよう、戸崎騎手は手綱を引いていました

3着のヨーホーレイクもじっとしています。

だから最後の直線で脚色が違ったわけです。

中山外回りだと残り1200メートルから直線区間になるので、捲くるならそこで動きたくなるのですが、もう少し待たないといけません。

ここらあたりが「津村騎手は新潟東京は上手いけど中山はそうでもない」と解説した理由の一つです(丹内騎手が足んない理由でもあります)。

 

神戸新聞杯についてはライトトラックがあと一歩の所で足りませんでした。

道中ペースが大きく緩んで、32秒台が求められるような超スローになり、切れ負けしたのが敗因です。

次週はスプリンターズS

いよいよ秋のG1シリーズが開幕となります。

週末にはプリンターズステークスの予想をお届け予定です(メンバーシップ向けにはシリウスSの予想記事を予定)。

そして新規の通常動画も公開予定なので(火曜夜か水曜夜)見てやって頂ければと思います。