金鯱賞の振り返り2025、デシエルトの暴走について

今回は予想においてブラックボックスが大きすぎるので、穴馬を狙うもカスリもせず(´・ω・`)スミマセン

ラップタイム
13.0 – 11.2 – 11.5 – 11.3 – 11.2 – 11.9 – 12.6 – 12.7 – 12.8 – 13.1

まずデシエルトについては、予想LIVEで解説通り「テン乗り」と「外伸び対応未経験」がモロに出た形です。

重馬場なのに前走よりも速いペースで走ってしまいました。

前走中日新聞杯の前半1000メーターは58.8秒でしたが、今回は58.2秒です。

今回の勝ちタイムが2分1秒3なので、トンデモナイペースだと言えます。

ちなみにGPSトラッキングで後続との差を確認しますと(0.9秒遅れでの表示)

2番手のホウオウビスケッツは60.5秒

最後尾から3着のキングスパレスは62.3秒

勝ちタイムから逆算した平均ペースは60.6秒ですから、2秒後ろを走っているホウオウビスケッツが丁度いいペースです。

 

ちなみに、前走までの岩田康誠騎手は、デシエルトが先頭に立ってもずっと手綱を引いて、ゆっくり走らそうとしていました。

ポジションが先頭であるだけで、やっている事は他の馬と変わりません。

でも武豊騎手は2~3度手綱を引いただけで、「ブレーキが壊れちゃった」とそのまま行かせてしまいます。

その違いがペースの違いです。

今まで結果が残っていたのに、別の競馬をしてしまうと、惨敗する事は当然あるので、上位騎手への乗り替わりが必ずしもプラスになるとは限りません。

3-4コーナーの攻防

JRAが馬場補修しきれなかった3-4コーナーの様子は下記の通りでした。

3コーナー

内側が結構荒れており、最後尾のキングスパレス(青帽)だけが馬場のいい部分を走っています。

ただし外を走ると距離ロスのデメリットも大きいので、コーナー区間は内側を走っても問題ありません。

4コーナー

キングスパレスが馬場のいい外側から上がって来てますが、緑の帽子のクイーンズウォークの川田騎手の騎乗が正解です。

4コーナーの立ち上がりで、ここまで外へ出しました。

1着馬・3着馬は馬場の通った位置が良かったという要因があります。

この競馬で0.4秒差の4着に残ったデシエルトの強さが目立ったレースですが、次走はどうするのでしょう。

人気が落ちるようなら大阪杯では本命を打ちたいですが、疲れが残っている可能性もありますし、人気が下がらない気もします。