競馬チャンネル誤BANについて
4月の23日に突然、競馬チャンネルが誤BANを受けました。
過去にペナルティ無し、からの1発退場です。
概要は動画にしましたが、
僕と一緒の被害を受ける方々のために、もう少し詳しい話をさせて頂きます。
実はネットで落ちている誤BAN情報と違って、僕は動画のアップロード中にBANされました。
YouTube は AIで動画の中身も検閲しているのでしょうけど、アップロードした時点でBANされた形です(つまり、公開はしていません。その作業途中でBANされた形です)
では、どんな動画をアップロードしてBANされたのか?
YouTube上で公開するともう一回BANされる可能性が高いので、ここにアップロードしておきます。
ばんえい競馬で馬を蹴り上げる事件についての解説動画です。
ちなみにタイトルやサムネは設定してない段階でBANされましたので、「この動画自体が問題だった」と考えられます。
馬を蹴り上げる映像自体が暴力的な判断を受けるかもしれない・・・
というのはアップする前から想定していたので、YouTubeで他にアップしているチャンネルを事前に確認しました。
その結果、競馬YouTuberだけではなく、テレ朝・NHK・フジなどがYouTube内でやっているチャンネルでもニュース映像として流しているのを確認しています。
故に、「蹴り上げる映像自体を流すことは問題ない」と判断しましたが、これは最初の動画で解説した通り、チャンネルの規模の大きさでAIの判定基準を変えている可能性は十分あるでしょう。
つまり「大きな媒体はスパムみたいなことをしない」はずなので、AIのBAN判定を緩くしているという考え方です。
グーグルAIによる誤判定
もう一つ可能性があるのがニュースに対して逆張り解説している点となります。
「スパム・詐欺・誤解を招くコンテンツ」を理由として停止されているので、そちらの可能性も十分です。
問題の動画では「ネットで拡散されていたJキャストニュースの記事は取材が不適切で、フェイクニュースの可能性がある」事を指摘しているのですが、結果として動物虐待として炎上している騎手を擁護する内容だったのが問題なのかもしれません。
実際の所は、僕の動画内で行った指摘が正しく、後になってJキャストニュースの記事がフェイクニュースだったと問題になっているわけですが、
4月18日のばんえい競馬能検(帯広市)で、鈴木恵介騎手が馬の頭部をけったとして批判を浴びている。市ばんえい振興課は「いかなる理由であれ認められない」として、同騎手は戒告処分。騎乗自粛中だ。
ことはそう単純ではない。砂地に突っ込んだ馬の頭部を一刻も早く起こすための行動だった。鈴木騎手はソリを下りるまでに長手綱を散々引いている。砂地に鼻が突っ込むと、馬は非常に危険だ。口呼吸はできず、砂が肺に入るのを放置するのはむしろ虐待である。
動物への悪意なき行動が別の人には虐待に映るという現象は、深く複雑な問題をはらむ。家畜(産業動物)や、実験動物、漁で得る魚なども含め、人はさまざまな動物を「使って」生きている。彼らへの関わりのありようが虐待かどうかの線引きは時に難しい。
ばん馬がけられるのはファンには不快な光景だろう。だから不適切という見方も理解できる。一方で、例えば豪州の一部州は魚の生け作りを虐待だとして禁止している。捕鯨に対する価値観の文化間衝突も激しい。ルールは文化や時代で容易に変わる。境界領域では、しばしば直情論にひきずられ、本質を失う。だから産業動物らを巡る動物愛護を、愛玩動物と同じ視点で論じるのは厳に慎むべきだ。行き過ぎた直情論は、携わる職業人への差別の問題にも直結する。
この意味において、騒動を一報したJ―CASTニュースが、鈴木騎手のコメントを「イライラしてけった」としたのは、問題の持つ意味を大きくミスリードした。同騎手はこの種の発言を断じてしていない。
30日、鈴木騎手を電話で直撃した。騒動後、ほかに取材は一切受けていなかった。「ファンに不快な思いをさせた。本当に申し訳ない」。謝罪の言葉を重ねた同騎手も、言った覚えのない「イライラ~」というコメントには困惑していた。
ばんえい振興課によればJ社からの電話取材は21日午後3時半。記者が「イライラしてけったのか」と問うたのに対し「馬を起き上がらせようとして対処したもの」と答えたが、記者が発言したものを、あたかも鈴木騎手が話したかのように原稿化されたという。
同課ではJ社に抗議したが、受け入れられなかったという。鈴木騎手、ばんえい振興課の認識と、J社記事の隔たりについてJ社は7日、本紙の取材に文書で「ばんえい振興課への取材内容に基づき記事にしております。『イライラして蹴った』という記載につきましても、同課の担当者とのやり取りをもとに記事中に掲載しました。取材時点では、そのようなやり取りだったと認識しております」と回答した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2e01c5fbed498c1e2e74efb663e42ee4f175b0b
人間でも見抜けないモノを、AIが見抜くことは不可能です。
それに関連した話ですが、パチスロのアカウントでこういうツイートをしました。
ハーバービジネスオンラインが突然終了で話題になってますが、グーグルから嫌われると一気に運営不可能になるいい事例です。木曽崇氏が投稿している「BLOGOS」やパチンコ関係で適当な記事を出していた「マネーポストWEB」も急落下。
一方、パチンコ専門のWEBサイトの勢力図は大きく変わっておりません pic.twitter.com/p4vLMq6lC3— 「ぱちとろ速報」公式 (@patisurotty) May 8, 2021
グーグル関係のニュースメディアに関するアルゴリズムが変わったようです。
政治的な記事・偏った考え方へのリスクが極度に高くなったのかもしれません。
昔から解説している話ですが、Googleのアルゴリズムが何故ポンコツなのか?というのは、国によって言語も文化も違うのに全てアメリカの基準とした評価指標で考えてしまっている点です。
ニュースサイトのアルゴリズム変更は、おそらくトランプ元大統領の大統領選挙前後の騒動の影響だと推測しています。
でもそれって、日本においては関係のない話です。
政治を扱う一部のメディアがスパム扱いされる一方で、J-CastニュースみたいなフェイクニュースサイトをGoogle は高く評価してしまっています。
ちなみに最新回の再生数が伸びてないのも、アメリカの政治的なフィルターの影響かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=Mg9zmAK108Y
と言いますのも、初動の関連動画流入が完全にバグっていて、公開数時間後にインプレッションが一気に閉じてしまいました。
この動画、何処がダメかと言いますと、おそらくダーレージャパンというUAEの馬主の話をしている点です。
アメリカではアラブ人を敵対視している勢力があります。
このニュースを知っていたので、グーグルAIの誤判定の可能性を考えて、「ムハンマド=シェイク・モハメド」の名前や顔写真をあえて使わなかったのですが、「ダーレー」とか「国際問題」というワードで辿ったのだと考えられます。
ただ、これがペナルティかどうかは解らないです。
初動で間違った層にインプレッションをして、AIが露出させるべき層を後から見つけて、インプレッションが伸びる事もあります。
そのため、今後インプレッションが伸びるかどうか注目していますが、伸びないなら該当部分をカットしたり、動画自体を非公開にする予定です。
誤BANの解除から再生数の回復
話が少し逸れてしまいましたが、誤BANの話の続き
最初の動画で語った通り
・メールに書かれてある再審査の手続きをしても不合格
・クリエイター サポートに連絡したら誤BAN認定でBANを解除
という流れで解決しました。
尚、クリエイター サポートへの連絡先は隠されておりますので、まともに探しても見つかりません(´・ω・`)。
替わりに「チャットを使ってくれ」という事なのでしょうけど、僕は上記の窓口から連絡しました。
BANは解除されたものの、新たな問題が。
再生数(インプレッション)が全く戻りませんでした(1/10以下)
そこで再度、クリエイター サポートに調査を依頼。
クリエイター サポート側の返信は
・リアルタイムと確定数値は大きく変わるので、最低48時間は待って欲しい
という回答でした。
ただ、クリエイター サポートの返信到着の2時間後にリアルタイムの数値が大きく回復します(´・ω・`)評価数値いじったとは言えないですものね。
その後、新規に出した動画の再生数が伸びて、下記のように戻った形です。
以上が誤BANについての詳細でした。
まとめますと
・動画をアップロードした時点でBANがあるので、動画の内容に注意するのはもちろん、間違った動画をUPしないためにフォルダ整理は必須。
・AIはスパムやフェイクニュースを見抜ける能力がないのに、取り締まろうとしているので、細心の注意が必要。
・再審査申請関係のメールは人間が処理してないはずなので、再審査申請を出すだけ出してダメならクリエイターサポートに連絡した方がいい(youtubeの公式Twitterに文句を言って解決した人も居ます)
・誤BAN解除後の再生数はリアルタイム数値ではなく、アナリティクスの確定レポートを見て判断。戻らない場合はクリエイター サポートにメール。
といった感じです(・∀・)参考までに。